百人一首の日
今週の土曜日、5月27日は百人一首の日です。1235年5月27日、公卿で歌人の藤原定家が「小倉百人一首」を完成させたことにちなんで制定されました。宇都宮入道蓮生（頼綱）の求めに応じて書写した和歌百首の色紙が、京都・嵯峨の小倉山荘の障子に貼られたのが名称の由来で、百人一首は他に『後撰百人一首』や『源氏百人一首』などもありますが、「歌がるた」として広く普及し、通常、百人一首といえば『小倉百人一首』を指すほど定着しています。
第18首「住の江の岸による浪よるさへや 夢の通ひ路人目よくらむ」三十六歌仙のひとり藤原敏行が詠んだ第18首の、直木賞作家の寺内大吉書で作られた歌碑が、阿弥陀寺（住之江区安立4丁目）に建てられています。
