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ふとん太鼓は、大阪府の河内・泉州地方や、兵庫県播磨・淡路その周辺で担がれる大型の太鼓台のことで、祭りの飾り山車の一種です。正方形の巨大な布団が屋根にあたる部分に逆ピラミッド型に積まれており、布団だんじり、布団屋台などとも呼ばれます。

高安ふとん太鼓祭りは毎年7月、海の日前の土・日の2日間八尾市高安の玉祖神社（たまのおやじんじゃ）で開催される夏祭りです（今年は７月15・16日）。重さ約1.5トン～2トンもある布団太鼓が巡行します。近年コロナ渦により自粛されていましたが、昨年規模縮小ながら３年ぶりに担がれました。どれだけ勇壮に美しく頭上に持ち上げるかを5分間競う「サッセ」が見どころで、年により参加台数が異なりますが、コロナ前は５台～７台の太鼓台が巡行されていたようです。