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名古屋鉄道は2024年3月16日（土）に、1995年の運賃改定以来28年6カ月ぶりに運賃改定を実施します。新型コロナウイルス感染症の流行によるテレワークなどの利用者減少等による輸送需要がコロナ前水準に戻らない見込みであることと、電力料金や資材価格の高騰による経費増加を理由としています。

初乗り運賃は170円から180円へ、普通旅客運賃の改定率は10.5％、通勤定期は11.6％ですが、通学定期は家計負担を配慮して据え置かれます。これまで360円で一律であった特別車両券（ミューチケット）が、基本料金450円、閑散時間帯割引料金（平日9時～16時と土休日）300円（※中部国際空港発着の利用は除く、ネット予約限定）、車内精算料金500円と３種類になります。また、朝間帯・深夜帯の中部国際空港アクセスの利便性向上、名古屋本線・犬山線・西尾線の朝間帯・夕間帯の編成増強など、同日ダイヤ改正も同時に実施されます。

なお、JR東海、JR西日本なども、同じ3月16日（土）にダイヤ改正が実施されます。